越境ECを通じて、海外のお客様との「繋がり」を継続させ、関係性作っていきたいー老舗セレクトショップ「SHIPS」

株式会社シップス
「SHIPS」は、1975年創業の老舗のセレクトショップです。国内に70店舗以上を展開しており、アパレルだけではなくホームグッズやコスメ等、幅広い商材とブランドを扱っています。年齢性別を問わずにご利用いただけるので、子どもから大人までライフステージに合わせ、人生を共に歩めるショップになっています。
越境ECの導入を検討しだしたのはコロナ禍前からになります。越境ECは販路拡大よりも、SHIPSの商品に魅力を感じて購入いただいたお客様との関係性の継続が目的です。当社は国内に多数の店舗を展開していますが、店舗にはインバウンドのお客様が沢山いらっしゃっており、海外の需要を感じていました。また、Weibo、Wechat等には取り組んでいたのですが、こうしたSNSでもどうしたら海外からも商品が購入できるのか、質問をいただくことがありました。
せっかく日本の店舗にまで来てくださったお客様と、帰国後も関係性を維持したい、当社の商品を求める海外からの声に応えたいという思いはありましたが、販売を自社対応しようとしたときに、配送と言語が課題となっていました。
Buyee Connectの導入は、タグ設置という導入の簡単さ、長年越境ECに取り組み、大手企業も導入している信頼が決めてでした。海外のお客様にも安心してお買い物を楽しんでいただきたいので、信頼性・安心という点は重視しています。また、配送国の多さと、1注文300円という海外のお客様に負担の少ない購入手数料もポイントになりました。
実際に越境ECを導入して意外だったのは、オリジナルブランドが売れていたことです。ドメスティックブランドの別注品等に人気が集まると予想していたのですが、これは嬉しい誤算でした。
購入傾向としては国内とあまり変わらず、男女比も同じくらいです。当社はグローバルコンシェルジュも導入しているので、購入者の年代や購入情報も取得できる点もBuyee Connectのメリットだと考えていますが、現在の構成比では香港が高い傾向があります。
今後は、店頭で再度インバウンド対応の強化を進めていくのですが、その中でメイドインジャパンの訴求等をおこない、オンラインにしっかりと繋げていきたいです。中華圏もさらに強化したいと考えています。越境ECを通じた持続的な関係性の構築によって、一時的な消費者ではなく、SHIPSというブランドのファンを世界に拡げていきたいと考えています。
株式会社シップス
萩原 千春様
茅野 充宏様
利用サービスが気になる方はこちら