レナウン株式会社
- 取り扱い商品
- スーツ・シャツ・ネクタイなどのメンズビジネスウェア
- 取り扱い商品カテゴリ
- ファッション・アパレル
- 利用サービス
- Buyee Connect
- メインターゲット国
- 中国
- 台湾
- 香港
1970年のブランドデビュー時より一貫してメイドインジャパンにこだわり、コンテンポラリーなスタイリングと卓越した技術に裏付けされた高い品質でメンズビジネスウェア市場を牽引する「ダーバン」。Buyee Connectをご導入いただいたご担当者様にきっかけやその後のご状況について伺いました。
越境ECサービスを利用したブランド/商品/サイト
■ダーバン公式オンラインストア
ダーバンは1970年のブランドデビュー以降ずっと、日本の気候・日本人の体型に合わせたスーツを作り続けるビジネスブランドです。生地は尾州を中心に桐生など国内産地と共同で開発し、スーツは宮崎県日南市にある提携工場で縫製されています。日本ならではの丁寧なモノづくりと着心地の良さ、シルエットの上品さなどを兼ね備え、国内だけではなく海外のエグゼクティブからも支持されています。導入のポイント
Point
越境ECをはじめようと考えた背景
- もともと海外現地にライセンス出店をしており、ブランドのファンを国外にも保有
- ブランドサイトのリニューアルにあわせて越境ECの導入を検討
Point
なぜBuyee Connectにしようと考えたか
- リソース面からコストや工数の追加は難しい状況
- 社内の別ブランドのECサイトでBuyee Connectを利用していて販売実績があった
Point
実際に開始してからの反響や感想は
- 導入決定後すぐのタイミングでお客様から商品購入に関するお問い合わせ
- 海外からは国内の傾向と同様にビジネスウェアを中心に購入される
導入担当者様からの声
Buyee Connectの導入を決定したタイミングで、かつてライセンス出店していたアジアエリアのお客様から「ダーバンの商品はどこで買えますか?」という問い合わせ。メイドインジャパンの品質の良さを訴求し今後も海外に向けてブランドの持つ魅力を発信。
レナウン株式会社(以下当社)の運営するD’URBAN(ダーバン、以下ダーバン)は1970年にデビューし、スーツやシャツ、ネクタイなどのビジネスウェアを中心に取り扱うメンズブランドです。当時は人気絶頂だったフランス人俳優アラン・ドロンを起用したTVCMが国内外で大きな話題となったため、年配の方にはそのイメージが強いかもしれません。
ブランドとしては創業時より日本人の体型や感性と向き合い、日本人に最も似合う製品を作ることに取り組み続けています。50年以上を経た今も、スーツ生地の素材を世界有数である日本国内の毛織物産地である尾州と糸から共同開発し、スーツの仕立ても宮崎にある提携工場で縫製しています。着心地の良さやシルエットの美しさ、時代感を取り入れる感性などが世代を超えてお客様に支持されています。
ブランドの運営面では、かつてはライセンス事業として中国本土や香港、台湾などの現地百貨店に出店して海外販売をしており、現地ではメンズプレタの一角を担っていました。現在は国内店舗に絞ってブランド運営をしていますが、海外出店時にブランドのファンとなっていただいた方へダーバンをご購入いただく手段を検討している中で越境ECの支援サービスを知り、2023年秋にブランド単独のオンラインストアを開設したことを契機として取り組みを検討し始めました。一方で越境ECを始めたいとは思っていても、ブランド単独のオンラインストアをオープンさせたばかりで投資面や運営面でのハードルが高いという現実がありました。
当社ではブランド軸で事業運営をしており、グループ内の他ブランドではBuyee Connectを導入済という状況でした。ブランドサイトのデザインを変更せず、オペレーションも国内販売と変わらずに運用でき、利用にかかる手数料もかからないと知り、日々の運営にあたって追加の作業が発生せずに海外のお客様に商品を販売できることにメリットを感じ、海外販売のハードルの低さが越境EC導入の第一歩として非常的に魅力的だと思いました。導入にあたっての社内調整もハードルの低さや社内事例があったことからスムーズに進行しました。
導入決定後すぐのタイミングで、かつてライセンス出店をしていた海外エリアのお客様から「どこで購入できますか」とお問い合わせをいただき、Buyee Connectサービスを利用して購入できるようになることを紹介させていただきました。日頃から海外のお客様からのお問い合わせが多く寄せられるわけではないのですが、タイミングの良さについ驚いてしまいました。
海外のお客様は国内同様にビジネスウェアのご注文が多い傾向です。やや昔話になりますが、ダーバンは2000年代にビジネスウェアのオンライン販売を国内向けに開始しています。当時は今ほどECサイトの利用が一般的ではなく、ブランド関係者からも「スーツがECサイトで売れるのか」「ネクタイやシャツなどわかりやすい商品だけでよいのではないか」などの意見がありましたが、結果から見ればスーツをECサイトで販売することで、ダーバンの公式オンラインサイトとしての信用力が高まり、ダーバンとしてもお客様が納得してご購入いただくためにオンラインの販売方法について工夫を重ねてきた歴史があります。常に新しいことに取り組んでいるということがブランドの持つフィロソフィーの一つです。
今回、アジア地域をはじめとした海外のお客様に再びダーバンブランドをご購入いただく手段を持つことができましたので、今後はどのように生かしていくか考えていくのが楽しみです。ダーバンではこれからも日本製の良さを引き続き訴求し、ブランドの持つ魅力を海外にも発信し続けたいと思います。
INTERVIEWEE
EC部
松下
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