コメ兵が2015年から取り組む国内よりも大きな「海外市場」Buyee Connect導入によりアジア・北米ユーザーによる購入が拡大

株式会社コメ兵

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利用サービス
  • Buyee Connect
メインターゲット国
  • 台湾
  • アメリカ
  • 香港
1947年に愛知県名古屋市で創業し戦後の切実な衣料ニーズを古着で満たすところからリユースビジネスをスタート。「つくる人に敬意を持ち、つなぐ人に感謝し、手にする人に感動を提供することで、循環型社会の共感を創っていくこと」を企業の存在意義として掲げ、リレーユースカンパニー(※)として全国にリユースショップKOMEHYOを展開する株式会社コメ兵のご担当者様にBuyee Connectご導入のきっかけや導入後の状況について伺いました。
※「モノは人から人へ伝承(リレー)され、有効に活用(ユース)されてこそ その使命を全うする」というコメ兵独自の概念。

越境ECサービスを利用したブランド/商品/サイト

創業から70年以上にわたりリユースビジネスを手掛ける株式会社コメ兵が運営する「KOMEHYO ONLINE」はラグジュアリーブランドを中心にバッグやジュエリー、ファッション、時計、楽器など常時8万点の品を販売しているECサイトです。サイト上でのダイレクト購入や最寄り店舗への商品取り寄せ、試着や状態確認の申し込みなど、オンライン・オフラインどちらでもお客様に買い物を楽しんでいただけるよう工夫を凝らし、2023年には多言語化対応を行うことで外国のお客様の利便性も向上しています。600名以上いる鑑定士とAIなども駆使したリユーステックによる真贋判定や品質チェック、 丁寧な商品メンテナンスで、独自に仕入れた商品に信用をのせて市場に提供しています。

URL:https://komehyo.jp/

導入のポイント

Point

越境ECをはじめようと考えた背景

  • EC事業拡大のため国内よりも規模の大きい海外市場に挑戦
  • 国内よりも高単価で販売できる商品があるのではないかという仮説の検証
Point

なぜBuyee Connectにしようと考えたか

  • エンドユーザーの手数料が安い点
  • 業界大手でスケールに信頼性
Point

実際に開始してからの反響や感想は

  • 10万円を超す商品が売れるようになり海外向けの売上は2割ほど増えた
  • 動きの鈍かったアパレル商品が想定以上に動くようになった
  • 運用の手間は変わらない

導入担当者様からの声

導入の決め手はユーザー手数料の安さ Buyee Connectに変更し流通が2割拡大 10万円以上の高額なブランドバッグやアパレル製品の動きが活発化

式会社コメ兵(以下当社)では、バッグ・アパレル・時計などを中心に中古品の買取と販売を行っています。扱う商材がすべて1点ものという中古品という特性から実店舗での事業がメインです。2024年3月末現在で国内215店舗、海外19店舗を運営しています。創業から70年以上にわたり商売をしており、高額ブランド品の真贋鑑定や扱う商品の品質の高さに強みがあると考えています。また、高額品を扱うためふさわしいサービスや空間の提供を心がけており、2023年11月に東京・渋谷にオープンした旗艦店「KOMEHYO SHIBUYA」では1億円近い高単価の商品も取り扱っています。

当社では2013年から店舗名を「KOMEHYO」に変更するなど海外のお客様にもご利用いただきやすい環境の整備に取り組んでいます。海外向けのEC販売は、リユースにおける海外のマーケットの大きさに強い魅力を感じたことと、海外の方向けに高く販売できる商品もあるのではないかという仮説から2015年にeBayに出店しました。eBayは主にアメリカ向けの販路ですがアジア圏にも販売を広げていきたいと考え、Buyee Connectの利用を開始したのが2023年の2月からです。これまで他社の越境EC支援サービスを利用していましたが、Buyee Connectは海外ユーザーの負担する手数料が安いため導入を決めました。ストレスなく移行でき運用方法の変更もありませんが、以前と比較して様々な商品を様々な人に購入いただくようになってきたと感じています。

例えば、以前は販売価格が10万円以上の高額なブランドバッグやアパレル製品は動きが鈍い部分がありましたが、Buyee Connnectを導入してから想定していた以上に売れるようになっています。ジュエリーでは、ブランド品だけではなくノンブランドの商品も購入されています。ジュエリーやアパレルでは数万円の商品をまとめてご購入いただくケースもあります。全体の流通額としては2割ほど増えています。

海外ユーザーの傾向として以前は香港・台湾が多かったのですが、最近ではアメリカへの売れ行きが伸びており購入国として最も大きくなっています。日本の店舗に来店されるお客様は中国や台湾、フィリピンなどアジアの方が多いため、越境ECでの販売は店舗と異なる客層にもアプローチできているのではないかと思います。また、外国のお客様はやや古い商品や状態の高くない商品でも購入につながるケースがあり、この点も海外の方にアプローチできるメリットです。当社の取り扱う商品は、日本よりも世界の方が探している方が多いはずなので海外向けの販売はもっと伸ばしていけると考えています。

BuyeeConnectは導入に関する手間が少なく、世界と繋がることのできるツールです。これまでトラブルなく運用できています。自社内で多言語対応するのはコストがかさむため、越境ECに取り組むのであれば絶対に利用した方がよいサービスだと思います。

INTERVIEWEE 答えて頂いた方

WEB事業部 部長

甲斐 真司

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