越境ECは注力する通販事業における「トレンド」3PL×国際配送代行サービスで増加する荷主の需要を掴む

株式会社富士ロジテックホールディングス
2020年頃からD2C型のビジネスが多く生まれたことに加え、コロナウイルスの拡大と外出制限などにより日常生活におけるEC利用の需要が急激に高まったことを受けて当社では通販物流への注力を決めました。自社開発したWMSと各種サイトとAPIでデータ連携したOMSとの連携により越境ECのフルフィルメントサービスを提供しています。
当時、ある荷主の方から越境EC対応のご要望を伺う機会があり、海外からの日常的な需要や消失したインバウンド需要の受け皿となっていることを知り、為替が円安に傾いていたこともあり、国際配送にビジネスチャンスを感じてサービス提供を検討し始めました。それまでは国内中心に事業運営をしていたため、EC事業者向けの国際配送の運用ノウハウを持っている外部連携先を模索していました。
今ほど越境EC自体は一般的ではありませんでしたが、tensoはすでに国際配送に関して構築されたビジネススキームをお持ちだったためスピーディに話が進み、2021年中に連携を開始することができました。それから現在にいたるまで窓口対応やイレギュラー対応などスピード感のあるサポートをいただいています。
ビジネススキームとしてはまず荷主とtenso間で国際配送に関する利用契約をしていただき当社は通常の業務と同様に荷主の在庫保管と発送を行います。国際配送ではtensoの持つノウハウやスケールメリットを活用し、安全なキャリアかつ競争力のある料金体系で海外に送り出す形になります。通常の発送業務と同じフローで運用でき、荷主とtenso間で直接コミュニケーションしていただいているため当社への負担はなく、荷主にとっても現在までトラブルなく運用できています。
配送先は東南アジア、アメリカ、中国、台湾、韓国が多く、荷物はアパレルや食品、スポーツ用品などが多い状況です。当社の事業特性上、取引先の業種は多岐に渡るため、tensoの持つ国際配送のノウハウは、荷姿や送り先など荷主ごとに異なる需要にお応えいただけていると感じています。
海外向けの物流ボリュームは今後も拡大を見込んでおり、ご利用いただく荷主にとっては倉庫が海外配送に対応していることはメリットです。荷主はできる限り配送コストを圧縮したいと考えており、当社もITやシステム、ロボティクスを積極的に活用することで物価や人件費があがる中でも料金体系を維持するなど期待に応えていきたいと考えています。今後さらに海外向けの流通量が拡大し、設備投資をしても回収できると判断できる状況になれば、国際配送専用のシステムを開発・導入することも検討しています。これからも通販事業と越境ECの動向に注視し3PLとして新しい価値を生み出していきたいと考えています。
関東営業部
後藤 孝仁様
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