F・O・インターナショナルでは、子ども服・ベビー服の製造・販売・卸を中心に、子どもに関する周辺商品の販売も含め多面的に事業を行っています。また、「BREEZE(ブリーズ)」「après les cours(アプ レ レクール)」「F.O.Store」「ALGY(アルジー)」「F.O.KIDS」といった実店舗を全国に200店舗以上展開しています。

成長が早く、毎年のように買い替えが必要な子ども服・ベビー服という分野において、「お母さんのお財布から気軽に出せる価格の、オシャレな子ども服」というコンセプトのもと、お客様の手に取っていただきやすい価格帯で、高品質な商品をお届けするという点にこだわりを持っています。価格・品質面に加え、多様なテイストのブランドを多数展開していることから、どんな方の好みにもあった商品を提供できる商品力を強みとしています。

最近では、こうした強みと商品づくりの知見を活かし、日本各地の地域の特産品等を商品化してその魅力を国内外に発信するプロジェクト、「POP UP NIPPON」を展開しています。久慈市とコラボレーションした商品では、地元の有名な喫茶店の名物の卵サンドをモチーフにしたポーチや、特産品である木炭を活用した商品の販売を行っており、国内だけでなく海外のお客様にも好評をいただいています。

F・O・インターナショナルという社名にも表れていますが、国内だけではなく世界に向けて商品を届けたいという思いは常にあり、これまでにも海外実店舗の運営にも取り組んでいました。

オンラインショップには以前から一定の海外アクセスがあったため、越境ECの導入を検討していましたが、物流・関税等の課題を解決する必要がありました。Buyee Connectは、実装が簡単で、越境ECの運用面で課題となっていた部分を任せられる点が導入のポイントになりました。

手軽に導入できることから、当初はトライアル的な位置づけからのスタートでしたが、台湾のお客様を中心に、想定よりも海外のお客様に購入いただけている状況です。海外のお客様の特徴としては、日本のお客様よりもまとめ買いをされる傾向があり、注文単価は平均して2倍を推移しています。コラボ商品などは、特に高い人気がありますね。

当社はチャレンジ精神を大事にしているのですが、今後は商品を購入されているお客様の分析などを通して、より幅広い国、エリアにも展開していきたいと考えています。また、新しいお取組みなどを通して新規のお客様にもアプローチし、一緒に流通をつくっていきたいと考えています。